NHKで北斎の西瓜図について10分ほど解説があったんだけどおもしろかった。
まず西瓜図ってなんぞってほとんどの人が思うと思う。ぼくもそうでしたとも。
これが西瓜図。
まぁ、すいかですよ。すいかすいかすいか…と思って口に入れると、メロンじゃなかった…(´・ω・`)
10分間、学習院だったかな、そちらの教授さんが喋り続けてたわけで全部記憶できてないんだけど。昔、皇室では七夕のお祝いとして儀式チックなあることをしてたそうなのね。どんなことかというと、おわん状のたらいに水を満たし、梶の葉を浮かせる。それの周りに柱を立て、柱のてっぺんどうしを綱で繋ぎ、その綱を紅白の糸で飾る、というもの。たらいの水には星空が映り、そこには織姫と彦星が!!という感じらしいです。ところどころ違うかもしれんけどだいたいあってるはず。
で、この西瓜図。そのへんの縞々スイカじゃなく、まるででんすけすいかですな。それでいて、スイカの赤い部分と白い部分を綱に飾る。スイカの表面には和紙が張られ、その上には刃物が。もうわかるよね、すごいよね。刃物(包丁)は「鍛冶の刃」、つまり梶の葉にかけていると。北斎ユーモアすぎ。そしてその包丁の黒い部分に白い点のようなもの数個ある。画像じゃ見難いけどある。それは織姫・彦星なんだって!きゃー!!
織姫と彦星でさえ年に1回せっくすしているというのにぼくたちときたら。
0 件のコメント:
コメントを投稿