2010年10月28日木曜日

木曜日のフルット(1) 感想



木曜日のフルット(1)
五ツ星評価:★★★☆☆




作者はそれ町の石黒正数。週刊少年チャンピオンで毎回基本2ページ連載されている作品の単行本1巻。
フルットという半ノラ猫や鯨井先輩(表紙の女の子)、その他ノラ猫やアパート住人などが登場する一話完結漫画。

以下、ネタバレなし感想。







星付けは3か4で悩んだけど他の石黒作品である響子と父さんとかが4でそれ町が5ということもあるし3にした。全キャラがデフォルメされてたり、そもそも1話が2ページなど、特殊な漫画だという点に注意。どの話もショートショートのショートショートな感じだね。
独特なテンポで描かれるショートショートの中のショートショート。新聞の4コマ漫画も10コマくらいに増やしてフルットのようにすればいいのにね。

萌え的なかわいさはこの漫画にはほとんど無いけど、フルットがかわいいし、他の猫や登場人物もおもしろい。犬派のおれでも猫かわいいのうって思っちゃうぜ。
表紙にいるのは紺先輩ではなく鯨井先輩という別のキャラクターである。鯨井先輩っつってもネムルバカのルカでもなくてもうあれだ、スターシステムとして捉えて問題ない…はず。でもあるキャラが他の作品のキャラに似てても中身は大分違うことが多く、読んでてまったく別人として見ていられるね。少なくともおれはそうだぜ。違いがわかるんです、あなたとは違うんです。

これも他の石黒作品と同じで読み終えてもある程度経つとまた読み返したくなる漫画だね。1話が2ページなので他の作品よりも枕元に置いときやすいぜ。

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